琉球王国のグスクおよび関連遺産群 玉陵(たまうどぅん) | ||||
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玉陵(たまうどうん)は1501年、第二尚氏王統の尚真王が父尚円(金丸)王の遺骨を改葬するため造営した王家の墓陵です。 広さ2442uを誇り、全体のつくりは当時板葺き屋根だつた首里城正殿に似せたと言われています。3つの墓室にわかれ、それぞれの墓室の上には獅子(シーサー) が置かれ左右の獅子は子供と戯れる母獅子、中央は前足を踏みしめ空をにらみ母獅子と子獅子をまもる父獅子(尚円)です。また玉陵の前庭には現存する仮名文字としては琉球最古のものと言われる玉陵碑が左側にあり、この墓陵に葬られるべき王統の人々が定められ、 当時の成立したばかりの第二尚氏王統内の複雑な関係が窺えます。玉陵は沖縄戦で破壊され約3年かけて1974年に修復されました。 2000年12月2日/世界遺産登録 |
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玉陵碑は1501年に建立され、現存する琉球最古の「かな文字」碑文。内容は、玉陵に葬られるべき人々を規定したものです。当時の王統をめぐる争闘が伺えます。 「このかきつけにそむくひとあらば、てんにあをき、ちにふしてたたるべし(この書き付けに背く人あらば、天に仰ぎ、地に伏して祟りあるべし)」。 |
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新しい資料館内 | 玉陵碑 | . | 子抱獅子 |
入口(守礼門から真っ直ぐ西へ) | 資料館と受付け | 南の樹木も楽しめる |
玉陵入口の石門 | 中門 | 見事な欄干浮彫り |
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