琉球王国のグスクおよび関連遺産群 今帰仁(なきじん)城跡
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 今帰仁城は、14〜16世紀の遺跡で、本島北部の本部半島北側の標高100mの古生期石灰岩の上に、築かれたグスクです。この城の歴史は古く、琉球の三山時代、北山王の都城として築かれ、縄張りも広大で複雑、保存状態も良い。築城の年代は不明ではあるが、「明実録」や「中山世鑑」、「中山世譜」などから、弘和3年(1383年洪武16)怕尼芝(ぱにし)が城主となり、a、安知がつづいた。攀安知は1916年に尚巴志に攻められ、北山王統は滅び、それから、北山監守がおかれ、首里王府の支配下に置かれた。 9つの郭から構成され、古生石灰岩の岩塊を適当な大きさに割り、それを野面に平積み(野面積み)上げ、その総延長は1.5kmに達し、城壁の厚さは2〜3m、さらにその上に90cmの胸壁を設けてあります。12,000坪。その眺めはいかにも万里の長城を思わせるつくりです。

 1972(昭和47年)年5月15日 国指定史跡
 2000(平成12年)年12月2日 世界遺産登録

  大人150円 高校生100円 小・中学生50円

大きな琉球松の下をくぐり城址へ
 
平郎門 五七五の階段 大庭(うーみゃ) 御 嶽
御内原 万里の頂上を連想させる大隅(ウーシミ)
テンチジマチジ御嶽
主郭(正殿) 火乃神(ひぬかん) 主郭(正殿)の桜
正殿跡から見る志慶真城郭 志慶真城郭に降りてみる。 志慶真城郭から見上げる。

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